緊急事態宣言発出の地域が6都府県に拡大し、北海道でも14日からは全域への外出自粛要請となる見通しと、コロナの猛威がおさまる気配も無いことに苛立ちとストレスを感じる今日この頃・・・
医療関係の皆様には敬意と感謝しかありませんが、ほんとコレどうにかならないんでしょうかねぇ。
ワクチンはいつ打てるのかもわかんないしそもそもそのワクチンの安全性はどうなの?と個人的には不安だし、変異株にそのワクチンが効くのかどうかもわかんないし。わからないことだらけなのもストレスです。
そんなストレスの発散には、キャンプに行きづらい今はギアをポチるかお気に入りのギアを愛でるのが一番ですよね←
というわけで今日は【ヴィンテージランタン沼】と題しまして、第一弾!
TILLEY X246 Pork pie
について語っちゃうよというお話です。
現在恐ろしいことに複数台のティリーランタンを所有しているのですが、今回はその中からX246 通称‘ポークパイ’と呼ばれるランタンについて。
ティリーは X246B という型のランタンが有名かと思いますが、そこに至るまでは
X246ポークパイ → X246ガーズマン → X246A → X246B という仕様変更の変遷がありました。
X246シリーズの最初期に発売されたのが‘ポークパイ’で、この通称はそのタンクの形状から呼ばれるようになったそうです。
私調べではポークパイも1st、2nd、3rdモデルがあるようですが、2番目と3番目の違いまではわからず・・・
所有のポークパイはとりあえず初期型と後期型と認識しています。
ポークパイ2台持ってんのか!!という突っ込みはさておき
まずは初期型について見ていきましょ~
初期型ポークパイはベンチレーター、フレーム、ベイルハンドル、タンクに至るまで全てが真鍮製です。
タンクに刻印は入っていません。ガーズマンも古い個体には刻印が入っていないので、そこもレア度を見極める材料かと思います。
グローブは171という型でTILLEYの文字などが入っています。このグローブはX246シリーズ共通です。
真鍮製のフレーム本数は横2本です。フレーム本数の違いはこの後のX246シリーズにおいても見分ける目安のひとつです。
ベイルハンドルの付け根部分にも丁寧な加工が施されています。この加工は初期型でしか見られない特徴です。
フレームの支柱はタンクに直接取り付けられています。これも初期型のみの特徴です。 燃料キャップ兼ポンプ部分もギザギザ模様がついていたりと高級感のある作りになっています。
続きましては後期型のポークパイ
所有の後期型はベンチレーターのフードがオレンジ色です。黒色もあるようなので、もしかしたらそれが2ndと3rdの違いなのかも。後期型にもタンクに刻印は入っていません。
後期型からはフレームの本数が3本になり、さらにはスチール製に変更になりました(所有のフレームは金色塗装されてます)。真鍮は柔らかいので歪みやすいという欠点がある故の変更かと思われます。ベイルハンドルの付け根も曲げて取り付けるだけのシンプル構造に変更になっています。
フレーム支柱のタンクへの取り付けもネジに変更になっています。タンクと素材が違うので当たり前なんですが。このフレームは後のガーズマン前期型に引き継がれていきます。
ってな感じでつらつらとポークパイについて語ってみました
需要があるかわかりませんが無くても関係なく自己満足のためこのシリーズを暇をみて書いていこうと思います←