とりあえず西の女王の興味は引けている様子のこのシリーズ
今回はTILLEY 三兄弟の次男と三男、X246Aと X246Bについて語っちゃうよというお話です。
X246ガーズマンの後に発売されたのがX246Aですが、製造期間が1960〜1964年と短いため、X246Bよりは入手が難しいレアな個体です。
X246BはX246Aを元にコストダウンが図られたモデルとなり、前期・後期モデルが確認できます。
所有のX246A&X246Bはこちら
左がX246A、右がX246B後期型です。
それではそれぞれ詳しく見ていきましょ〜
X246Aは、X246ガーズマンのフレームを受け継いだモデルです。コストダウン前の希少なモデルですが、ポークパイから比べるとやはり少しずつコストダウンはされていってる印象です。
タンクにはTILLEYとX246Aの刻印があります。
まだタンク磨いてないのでくすんでてスイマセン…
タンク形状がガーズマンに比べるとより丸くなっています。フレーム本数もガーズマンと同数の3本。フレーム支柱の接続はガーズマンと同じくタンクにネジで接続されていますが、支柱が真っ直ぐだった今までのモデルに対し、円形になったタンクに垂直になるように支柱がタンク手前で曲がっています。
ポンプ形状はガーズマンと似ていますが、指で押す部分?がフラットになっています。
続いてはX246B後期型
前期はフレーム本数が3本なので、フレーム2本なこの個体は後期型です。
タンクにはTILLEYの刻印があります。モデル名の刻印はありません。
タンク形状はX246Aと変わりませんが、フレームの接続方法に最大のコストダウンが見られます。
タンクに直接接続していた今までのモデルに対して、X246Bからはフレームそのものをひとつの部品とし、タンクに乗せるだけの仕様になっています。
ポンプ部分についてはX246Aとほぼ同じです。
TILLEYランタンX246シリーズをここまで書いてきましたが、改めてランタンを眺めると、やっぱり良いなぁ♡と思います(*^ω^*)
イギリス製ランタンて、他にはない優美さと気品があるように感じるんですよねぇ。
TILLEYはこの後、ヴェイパラックス→バイアラジンというブランドに歴史が受け継がれていきますが、ティリー無くして後の2ブランドはなかったと言われています。
残念ながら?今のところTILLEYにしか興味がないので、その2ブランドについては知識不足(-。-;
以上、TILLEY X246シリーズでした♡